視力回復コンタクト(オサート)の効果は嘘?

「TV番組(金スマ)で視力回復コンタクトの特集をやってたけど、すごかった!!!」
と、パチクリ犬の友人が、興奮気味に教えてくれました。

視力回復コンタクト 金スマ56

国民栄養賞の吉田沙保里選手も、視力回復コンタクトレンズを利用しているとのことでした。
接触スポーツの選手は、レーシックではフラップがずれるリスクがあり、視力回復コンタクトに注目される方も多そうです。

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番組で視力回復コンタクトレンズ(オサート)を試したのは、上の3人。
全員、1ヶ月強で、1.0以上に視力回復し、非常に喜んでいました。
やっぱり、目が見えるようになると、無性に嬉しいんですよね。
パチクリ犬も、その気持ちはよく分かります。^^

 

視力回復コンタクトレンズには、リスクはないというけれど・・・。

アイトレーニングでおなじみの田中謹也先生からの情報となりますが、

昨年、7歳の男の子でこのオサート(オルソ)を体験された方が、アイトレーニング店舗にいらしたそうです。

視力回復コンタクトレンズを眼科医の処方箋で視力1.5が出るように合わせられていたそうです。
しかし、これが過矯正の状態で、軸性近視が進んでしまったとのことでした。

1.5という視力はいい視力と思われがちですが、実は遠視の域に入り、網膜の後ろでピントが合う状態・・。
網膜の後ろでピントが常に合っていると、網膜が柔軟な成長期の子供は、よりはっきりものを見ようと無意識のうちに、網膜を後ろに後退させてしまいます。結果、眼軸が後ろにますます伸び屈折度が悪化し、子供の屈折度が-2D前後だったのが-5Dまで悪化してしまったとのことです。

夜になると、視力回復コンタクトの効果が切れて、視力が戻りると裸眼視力は0.08だそうです。レーシックでも視力回復コンタクトでも、同様のことなのですが、過矯正は、様々な問題を引き起こす可能性があります。

視力回復トレーニング以外の方法で、近視を改善したい方は、くれぐれも過矯正に気をつける必要があることと、根本的に視力回復しているわけではないことを忘れないようにしてください。

視力回復コンタクト価格は適正価格?

視力回復コンタクトは、オサートとか、オルソケラトロジーと呼ばれていますが、どれも特殊なハードコンタクトレンズを就寝前に装着し、角膜を傷つけず、その中心付近を平ら(フラット)にして近視を改善する方法です。コンタクトは、オーダーメイドになり、保険適用外となります。

目の状況、眼科医によって、視力回復コンタクトの価格は変わりますが、おおむね30~50万円程度。
定期的に、医師の診察を受ける必要があるため、診察ごとに3000~5000円程度のランニングコストが発生します。
そして、視力回復コンタクトを破損、紛失して作り直す場合は、別途5万円前後の費用がかかります。

庶民感覚のパチクリ犬からすると、決して安い買い物ではなさそうです。^^;;

視力回復コンタクトのメリットは?

視力回復コンタクトは、年齢制限なく、誰でも利用できるのが特徴です。

そのため、子供の視力回復を願う親御さんに、人気があるそうですが・・・。

先ほども書かせていただきましたが、視力回復コンタクトを子供のころから使うと、裸眼視力が悪化する可能性があります。子供の裸眼視力を大切にしたい親御さんは、慎重に判断していただきたいと思います。

パチクリ犬の総評です!

視力回復コンタクトは、最近開発されたものではなく、以前より、存在していた視力回復方法です。

毎夜就寝前にコンタクトレンズを使用すると効果を実感できますが、メガネ同様、根本的に視力回復するものではありませんので、使用をやめると、時間とともに視力は元の状態に戻ります。
(場合によっては、以前より裸眼視力が落ちた状態になる可能性も否定できないと思います。)

また、睡眠時間が短い方と効果が期待できません。6時間以上睡眠がとれる方が対象です。

パチクリ犬の評価となりますが、
裸眼視力が落ちる可能性がありますので、高い評価は難しいと言わざるをえない視力回復法だと思います。

実際に、視力回復コンタクトを利用したい方、もっと詳しい情報を知りたい方は、最寄の眼科医で視力回復コンタクトを実施している医院を探していただき、問い合わせしていただきたいと思います。

視力回復コンタクトの評価

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